株式会社デジオンは、録画番組や大切な動画を安全に保存できる、個人向けクラウドサービス「DiXiM U Cloud」を発表しました。
2025年10月31日に一般社団法人放送サービス高度化推進協会(A-PAB)から「受信機のクラウド録画対応に関する要件」が公開され、デジタル放送受信機におけるクラウド利用が正式に可能となりました。これにより著作権保護を前提としたクラウド利用環境が整備されたことを受け、デジオンは録画番組をクラウド上に安心して保存できる新サービスを提供します。
「DiXiM U Cloud」は、お気に入りの録画番組や大切な撮影動画を保存し、いつでもどこでも動画を楽しめる、自分だけのクラウドサービスです。

録画番組を保存できる「DiXiM U Cloud」の特長
「DiXiM U Cloud」は、お気に入りの録画番組や大切な動画を安心して保存・管理できる“自分だけのクラウドサービス”です。保存されたコンテンツは、時間や場所を選ばずに快適に再生できます。また、セキュリティ面にも配慮し、各デバイス専用のクラウド領域で安全にコンテンツを保護できる設計となっています。

デバイスとのバインディング
「DiXiM U Cloud」では、デバイスごとに専用のクラウド領域が用意されており、第三者のデバイスからアクセスできないよう設計されています。さらに、デバイスのキープアライブ機能や再生時の排他制御にも対応し、より高い安全性を実現しています。
柔軟なコンテンツのアップロード
録画番組はデバイスごとに暗号化されており、「DiXiM U Cloud」では、その暗号化されたコンテンツを安全にアップロードできます。番組情報やチャプターなどのメタデータの保存にも対応しており、録画番組をより柔軟に管理可能です。
ストリーミング再生
クラウドから直接デバイスで再生できるため、従来のリモートアクセスのようには自宅のネットワーク環境に依存せず、インターネット動画と同じ操作感で視聴が可能です。シーク、スキップ、倍速再生、字幕表示、2ヶ国語再生など、多彩な操作にも対応しています。
「DiXiM Play」のクラウド機能として搭載予定
本サービスは、デジオンが提供するDTCP-IP対応アプリ「DiXiM Play」の新機能として搭載を予定しています。2025年12月1日より、モニター参加者の募集が開始されます。
持ち出し番組の保存先として
録画番組を持ち出す際の保存先として、「DiXiM U Cloud」を選択できるようになります。大切な録画番組や動画を長期的に保存できるため、容量不足の解消や、端末の故障や機種変更によるデータ消失を防ぐことができます。

お手持ちの端末でいつでもアクセス
クラウドにアップロードされたコンテンツは、スマートフォン、タブレット、スマートテレビから、いつでも視聴できます。保存した番組は「DiXiM Play」を通じて、同一の「DiXiM ID」でログインしたスマホ・タブレット・スマートテレビなどで、ストリーミング再生が可能です。

自分だけの大切な動画をコレクション
「DiXiM U Cloud」では、お気に入りの番組や印象的なシーンをまとめて、自分だけの動画空間を作ることができます。録画番組だけでなく、スマートフォンで撮影した動画もクラウドに保存できるため、プライベートな動画空間としてより便利に活用できます。
モニタープログラムの参加者を募集
既にDiXiM Playを利用しているユーザーは、一般公開に先立ち、本クラウド機能を期間限定で無料で利用できるモニタープログラムに参加できます。
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募集期間: 2025年12月1日~12月15日
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モニター期間: 2026年1月より順次案内
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対象ユーザー: DiXiM IDを登録し、DiXiM Play iOS版もしくはAndroid版の買切プランを購入した方100名程度を予定
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お申し込み方法: 募集開始後に、対象ユーザーにメールにて案内。詳細はメールに記載の内容を確認。



